赤旗2021年6月28日付
日本共産党の小池晃書記局長は27日の都内での演説で、西村康稔コロナ担当相が同日のNHK「日曜討論」で、東京での新型コロナウイルス感染の再拡大の兆候があることを認め、緊急事態宣言を「ちゅうちょなく機動的にやるべきだ」と発言したことについて、「ちゅうちょなく行うべきなのは五輪中止の決断だ」と批判しました。
小池氏は「感染者が急増する中で、このまま五輪をやっていいのか。外国の五輪代表は14日間の待機も免除される。水際対策は水漏れだ。観客は各会場に最大1万人で、桁違いの人が動き接触する。(オリンピック開催は)あまりにも危険で無謀だ」と批判しました。