「赤旗」2015年3月8日付
暴走政治追随転換へ
札幌 市田副委員長
日本共産党北海道委員会と札幌、石狩の7地区委員会は7日、札幌市に市田忠義副委員長を迎え、知事選と札幌市長選、地方議員選の勝利をめざす演説会を開き、広い会場は参加者で埋まりました。
市田氏は現道政を「安倍政権の暴走の随走者となっている」と批判。原発ゼロ、反TPP、憲法を守る佐藤のりゆき知事を誕生させて道政を転換するとともに、「道政をチェックし、道民の願いを実現する党道議団を大きく」と訴えました。
春木ちえ札幌市長予定候補と、宮川じゅん道議予定候補、小形かおり札幌市議予定候補が決意をのべました。
佐藤知事予定候補からメッセージが寄せられました。
改憲の野望に痛打を
新潟 藤野衆院議員
新潟市中央区で7日、日本共産党の藤野保史衆院議員を迎え、演説会が開かれました。4月3日告示の県議選(定数3)と市議選(定数11)で勝利しようと、ほぼ会場いっぱいの参加となりました。
藤野議員は「安倍暴走政権の憲法改悪の野望の一番の痛打・反撃で、県議選・市議選でも共産党を躍進させよう」と訴えました。
まちだ明広県議予定候補は「私を含む5人全員当選で柏崎刈羽原発再稼働にストップをかけよう」と力説。のもと孝子市議予定候補は「市民の声に耳を貸さず、国の悪政の先棒を担ぐ市政を変えよう」と訴えました。
党躍進で共同大きく
宝塚と姫路 田村参院議員
兵庫県宝塚市と姫路市で7日、日本共産党の演説会が開かれ、田村智子参院議員といっせい地方選予定候補者が訴えました。
田村氏は宝塚市で、違法献金など政治とカネをめぐる問題とともに、安倍政権がムダな大型開発と軍事費を大幅に増やす一方、社会保障削減と負担増、消費税大増税を進めてきたことを告発。安倍政権と対決しない限り住民の暮らしも平和も守れないとし、自民党政治につき従う勢力を増やすのか、日本共産党を躍進させ市民・県民との共同を大きくするのかが問われる選挙だと強調しました。
ねりき恵子県議、たぶち静子、となき正勝、田中こう3市議と、みとみ稔之市議予定候補が決意を表明し、中川智子宝塚市長らのメッセージが紹介されました。
姫路市では、県議選に挑戦する入江じろう姫路市議と谷川まゆみ、森ゆき子両姫路市議、村原もりやす、苦瓜かずしげ市議予定候補、岩崎修相生市議、平田たかよし太子町議が決意表明しました。
暴走くいとめる力を
岡山・倉敷 大門参院議員
岡山県の日本共産党倉敷地区委員会は7日、いっせい地方選県議選倉敷市・都窪郡区(定数14)で、すます伸子予定候補(48)=新=の勝利をめざし、大門実紀史参院議員を迎えて、同市で国政・県政報告会を開きました。
すますさんは「1000億円もかけ、費用対効果が低く無駄と県も認める倉敷駅鉄道高架事業を中止させ、くらし福祉、教育優先の県政に」と決意をのべました。
大門議員は「安倍内閣は自分の任期中に戦争する国にしようとする戦後最も危険な内閣。いっせい地方選で日本共産党を大きくすることが暴走をくいとめる力。すますさんを押し上げて県議を3人に」と訴えました。
県議誕生で政治転換
横浜 山下書記局長、港北区で訴え
6日の横浜市港北区での日本共産党演説会で、山下芳生書記局長・参院議員は、沖縄に次ぐ米軍基地が集中する県で、オスプレイ飛来を容認、「特区」でリストラ推進、大型開発を優先し教育費全国最下位など神奈川県政の三つの逆立ちを批判しました。
共産党の議席のない県議会が知事提案になんでも賛成し、県民の願いに背を向けていると指摘し「県政を変えるには、共産党の県議を誕生させるしかない。過去最高の6人以上の県議団を」と訴え、横浜市議選でも倍増の10人以上をとよびかけました。
同区の県議選(定数4)の大山奈々子予定候補、市議選(定数8)で3期目をめざす白井まさ子市議が決意表明。「平和で明るい神奈川県政をつくる会」の岡本はじめ知事予定候補があいさつしました。
米基地ノーの議員を
横須賀 井上参院議員
神奈川県横須賀市で7日、井上哲士参院議員を迎えた日本共産党演説会で、井坂しんや県議予定候補(市議団長)は「市民の願いを実現させる県政に」と訴えました。横須賀、三浦両市、葉山町の議員予定候補、平和で明るい神奈川県政をつくる会の岡本はじめ知事予定候補もあいさつ。
井上氏は横須賀が原子力空母の母港で、米国の戦争拠点にされ、放射性物質の汚染の危険にさらされていると指摘。米軍基地容認の知事と「オール与党」の県政を批判し「基地問題を徹底追及する井坂さんを県議会へ」と訴えました。
元海上自衛官の川村純雄さんがメッセージを寄せました。
党議席で県政変えよう
愛知・一宮 小池副委員長
愛知県一宮市で7日、小池晃副委員長を招いて日本共産党演説会が開かれました。いたくら正文県議予定候補を県議会に送り出そうと、熱気に包まれました。
小池氏は大企業優先の愛知県政を批判。「愛知は全国トップクラスの財政力があるのに教育費は全国43位。特養ホームは47位。県はお金が無いというが、無いのは県民の痛みをわが痛みとする心。“走る生活相談所”、いたくらさんに県政を変えてもらおう」と訴えました。
いたくら氏は「愛知には共産党の議員がいません。福祉、暮らしを大切にする県政に変えるため力を貸してください」と力を込めました。
16年ぶりの議席必ず
豊橋 紙参院議員
紙智子参院議員を迎えた日本共産党演説会が7日、愛知県豊橋市で行われ、県議選豊橋市区(定数5)で16年ぶりの党議席を目指す、しもおく奈歩予定候補と後半戦をたたかう市町議予定候補らが決意表明しました。
紙氏は、TPP参加で愛知の農業生産額が937億円減少となる試算を示し、「県議、市町議選で全員勝利しストップさせましょう」と呼びかけました。
しもおく予定候補は「ブラック企業規制の声を届けられるのは私だけ。必ず議席を取りにいく」と決意しました。
演説会後、紙氏らは農業関係者と懇談しました。