赤旗2021年5月11日付
日本共産党の小池晃書記局長は１０日の記者会見で、立憲民主党の枝野幸男代表が同日の衆院予算委員会での質疑で今夏の東京五輪の中止を明確に求めたことに「まったく同感だ」と述べたうえで、共産党の志位和夫委員長も通常国会冒頭の衆院本会議での代表質問で五輪中止を提起したことを示し、「立憲民主党も党首が明確に中止を求めるといわれたことは大変重要だ」と強調しました。
小池氏は、「読売」の世論調査では５９％が五輪の中止を求め、世界中から東京五輪開催への疑問の声があがっていると強調。宇都宮健児日弁連元会長が呼びかけた五輪中止のネット署名は一気に３０万人を超えて広がっていることも示し、「五輪は中止し、コロナ対策に集中せよという声を広げていくために力を尽くしたい」と表明しました。