赤旗2021年3月30日付
3月29日 「総選挙躍進特別期間」推進本部長 小池晃
本部長代理 山下芳生
全党の同志のみなさん。
コロナ禍のもとでの大奮闘に、心からの感謝と敬意を申し上げます。
3月の「総選挙躍進特別期間」の取り組みも、あと2日半を残すところとなりました。
推進本部は、23日の「全党への訴え」で全党の力を党勢拡大に集中することを呼びかけ、これに応えた大奮闘が全国に広がりつつあります。
昨日までの到達は、入党の働きかけが1週間で690人となり、「特別期間」に入ってから最高となりました。入党申し込みも金土日の3日間で81人、3月度の合計は245人となりました。「しんぶん赤旗」読者拡大では、日刊紙1463人、日曜版1万1128人となりました。
同時に、この到達では、党員も、読者も、大幅な後退となる事態であり、いま急速に強まりつつある党機関と地方議員、支部の総決起の流れをすべての支部と党員に一気に広げ、“全党燃ゆ”の状況をつくれるかどうかに「特別期間」全体の成否がかかっています。
すべての党機関と地方議員が手分けして支部に入り、緊急の政治的意思統一を行うとともに、党勢拡大にふみ出し、事態を打開することを呼びかけます。
党と「赤旗」の値打ちが光る情勢を生かして
菅政権の無為・無策が続く中で、変異株の問題を含めコロナ感染が再拡大の様相を強めています。「第4波」を封じ込めるために、わが党が緊急に提唱した十分な補償と大規模検査が待ったなしとなっています。高齢者医療費2倍化法案と病床削減推進法案などコロナ対策に逆行する悪法についても、わが党は法案阻止のたたかいをリードしています。政治モラルの退廃をスクープし、その是正を求める「しんぶん赤旗」への称賛が各界から寄せられています。
野党共闘の問題でも、4月の三つの国政選挙の補選と再選挙で、ふさわしい政策協定が結ばれ、野党統一候補を実現できました。この三つの選挙で勝利することは、菅自公政権を追いつめ、つぎの総選挙での政権交代の流れをつくる上で決定的に重要です。
中間地方選挙でも、都議選の前哨戦ともなる先週の東京・小金井市議選の勝利に続いて、昨日は多くの選挙区で前回票を上回り、4議席増の全員当選を果たしました。
思い切って支部会議と「集い」の開催を抜本的に強めよう
全党の同志のみなさん。
「特別期間」の取り組みを成功させるためには、コロナ禍のもとで弱まっている支部会議の開催と十分な時間をとっての政治討議に、感染防止に留意しつつ、思い切って力を入れることが急務となっています。この間、半減している支部主催の「集い」についても、十分な感染対策をとりながら、「特別期間」の推進軸にふさわしい規模で開催することに力を入れましょう。そうしてこそ、対話やオンライン演説会で広がった結びつきを入党や購読に実らせることができます。年度末の読者の異動対策の手だても重要です。
引き続き各地で取り組んでいるオンライン演説会の成功とともに、街頭と屋内の演説会開催にもふみ出しましょう。全支部が声の宣伝に打って出るように援助を強めましょう。
4・6オンライン全党決起集会めざして、党員と読者拡大の勢いを加速させよう
4月は「特別期間」の最後の月であり、「1千万対話」でも、党勢拡大でも、来たるべき総選挙での党躍進をかけて、その目標達成をめざす決戦の月となります。そのために開催される4月6日の志位和夫委員長が報告するオンライン全党決起集会(午後1時開始)も予定されています。これに向けて取り組みの勢いを2倍、3倍に引き上げ、この3月、党員でも、読者でも、前進めざす大奮闘を心から訴えます。私たちも先頭に立つ決意です。ともに、頑張りましょう。