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小池 晃

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命を守る政治へ転換 総選挙で政権交代を 静岡オンライン演説会 小池書記局長が訴え

2021年02月14日

赤旗2021年2月14日付

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(写真)訴える小池晃書記局長

 日本共産党の小池晃書記局長は13日、静岡市議選(3月19日告示、28日投票)勝利をめざすオンライン演説会で、「日本共産党の4人全員当選で議案提案権の獲得を」と訴え、新型コロナ危機から命を守る政治への転換、総選挙での政権交代実現を呼びかけました。

 

 小池氏は、予算委員会の動画やパネルも交えて演説。冒頭、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗前会長の暴言について「女性蔑視という日本の政治と社会の深刻な問題をあぶりだした」と指摘。辞任した森氏の後任選びでも矛盾が噴き出しており、「辞任は当然だが一件落着にはできない。擁護してきた政府や与党の責任も重大だ。日本社会の深刻なゆがみを変えよう」と訴えました。

 

 その上で小池氏は「コロナ危機から医療、営業、暮らしをどう守るかが国政でも静岡市政でも真っ先に問われる」と述べ「小出し、後出し、後手後手続き」の菅政権のコロナ対応を批判。静岡市でも減らされてきた保健所を市内全区につくり、保健師を増やすなど、全国的に保健所や医療機関への強力な支援の必要性を強調。十分な補償や全額国費でのPCR検査の徹底拡充を主張しました。

 

 また、コロナ禍のもとで公立・公的病院の統廃合を進めながら、来年度予算案の軍事費は過去最高だと指摘。「税金の使い方が間違っている。『軍事費を削りコロナ対策に』の声をご一緒にあげていこう」と訴えました。

 

 日本の進路をめぐっては、「自己責任を押し付け、経済効率のみを優先する新自由主義の政治の暴走か、大本からの転換かが問われる」と強調。「ケアに手厚い社会」「ジェンダー平等実現」など新しい日本をつくる党の「五つの提案」も示し「今こそ野党が連合政権構想を示すとき。総選挙で政権交代を実現するために、比例での党躍進、静岡市議選で4議席を必ず実現させて」と熱弁しました。

 

 衆院東海比例予定候補の、もとむら伸子衆院議員が「核兵器禁止条約に批准できる政府へ、被爆2世として全力を尽くす」、しまづ幸広前衆院議員が「リニア新幹線工事は中止を。議席を必ず取り戻す決意」と力を込めました。

 

静岡市議選 4議席必ず

 

 小池氏は、市議選では「市民無視、大型開発優先の市政から、くらしを何より応援する市政への転換が問われる」と訴え。桜ケ丘病院と清水庁舎の津波浸水想定区域への移転計画を市民の頭越しに進め、住民投票条例案に反対した自民党や公明党に対し、「安心安全のために移転計画は認めないと、市民と力をあわせているのが共産党」と強調しました。

 

 住民投票条例案は否決されたものの、計画凍結に追い込んでいると紹介。市議団が「くらしのSOS」に答えるなか5回にわたりコロナ対策を提案し、1カ所で市民の相談に応じる「ワンストップ相談窓口」設置、中小業者向けの独自支援策の創設などを実現してきたことも示し「市民の願い実現へ、とことんがんばる共産党市議団がいてこそ、くらしに希望の灯をともすことができる。市政も国政もご一緒に変えていこう」と呼びかけました。

 

 静岡市議選の、葵区の杉本まもる、市川正、駿河区の寺尾昭、清水区の内田りゅうすけの各予定候補が決意表明しました。

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