赤旗2020年12月26日付
12月25日 「総選挙躍進特別期間」推進本部長 小池晃 本部長代理 山下芳生
全党のみなさん。
12月のとりくみでの奮闘に心から敬意を表します。
今年も、あと6日を残すところとなりました。
コロナ感染拡大は深刻さを増しています。政府の無為無策ぶりへの国民の怒りが広がりつつあります。さらに、この間の桜疑惑での安倍前首相と菅首相の虚偽答弁と責任逃れにたいする怒りも沸騰しています。党員の命を守る感染対策をとりつつ、今こそ、国民の苦難軽減の活動を強め、第2回中央委員会総会決定が解明した菅政権の批判と政権交代を訴え、「新しい日本をつくる五つの提案」を広範な国民に届けるときです。
「しんぶん赤旗」の前進には、全党の大奮闘が必要
同時に、総選挙勝利をめざし、この12月、宣伝と対話を推進しつつ、党員拡大を根幹とした党勢拡大の前進をはたすことがいよいよ重要になっています。
25日の特別日報によれば、12月の入党申し込みは205人、「しんぶん赤旗」読者拡大では、日刊紙1470人、日曜版9457人という到達となっています。これは、今年の党勢拡大で大きく前進した9月の同日と比べて、党員拡大では、コロナ感染の急拡大のなかで入党の働きかけにブレーキがかかり、入党申し込みも40%に後退していますが、読者拡大では、日刊紙106%、日曜版104%と大健闘しています。同時に、12月に前進を勝ちとった昨年の勢いには追いついてはいません。とくに、購読中止予定の読者が例月の1・5倍から2倍の見込みが出ており、12月の増勢のためには拡大と継続で全党の大奮闘が必要です。
12月の党勢拡大の前進の意義と可能性
12月の党勢拡大を前進させることは、21日付の「訴え」でも強調したように、2中総決定にもとづく「総選挙躍進特別期間」の最初の関門です。ここで前進できれば、「特別期間」のとりくみの勢いを加速させるとともに、2中総報告で全党の確信とした党大会以来の党建設の成果をいっそう大きくすることができます。
党勢拡大を前進させる条件も、ますます大きくなっています。「しんぶん赤旗」の値打ちはいっそう輝いています。志位和夫委員長と倉重篤郎「毎日」編集委員の対談や将棋の藤井聡太さんを掲載した日曜版合併号にかかわって、党本部に2日間で80人の方から購読申し込みがあるなど、今年に入っての購読申し込みは年間2千人を超え、昨年の2倍に近づきつつあります。
入党の働きかけを強めるとともに、何としても読者拡大の前進を
全党のみなさん。
2中総決定を視聴・読了し、支部で討議し、これを力に、宣伝と対話にふみ出しましょう。総選挙の担い手づくりとむすんで入党の働きかけと日刊紙拡大を強めましょう。日曜版を広い有権者に広げましょう。そのために、党機関と地方議員は支部に入りましょう。党費・募金とともに、12月のぎりぎりまでの奮闘で党勢拡大を前進させるために総決起し、総選挙の年を迎えることを心から訴えます。
菅内閣が、コロナ感染対策での無為無策と逆行、桜疑惑で国民の支持を急速に失いつつあるいま、日本共産党の政治的・組織的前進を勝ちとり、次の総選挙で政権交代を実現し、野党連合政権をつくる勢いを示そうではありませんか。
私たちも、みなさんの先頭に立って頑張ります。