赤旗2020年11月13日付
総がかり行動実行委員会、九条の会などが12日、東京・新宿駅西口で開いた集会で各野党、会派の代表があいさつしました。
日本共産党の小池晃書記局長は、菅首相が主張する任命拒否の理由が総崩れとなって、くるくる変わり、「何を聞いても『人事に関わるのでお答えは差し控える』と繰り返すばかりだ」と批判。「理由が説明できないのなら6人の任命拒否を撤回するしかない」と訴えました。
学問が弾圧された戦前の痛苦の歴史の反省に立ち、「何よりも学問は政府からの独立が大事」と指摘。再びモノが言えない社会にしないために「市民と野党の共闘の力で次の総選挙で新しい政治をつくろう」と呼びかけました。
立憲民主党の辻元清美副代表は「政府の言うことだけを聞く学者ばかりになればコロナ対策も大変なことになる」と演説。社民党の吉田忠智幹事長は「任命拒否を撤回するまでたたかいぬく」、沖縄の風の伊波洋一参院議員は「排除されたのは戦争する国づくりに反対した人たちだ」と訴えました。