赤旗2020年9月17日付
（写真）臨時国会開会日の総がかり行動で弁士の訴えに拍手を送る参加者＝16日、衆院第２議員会館前 |
臨時国会が開会し、菅義偉首相が指名された１６日、総がかり行動実行委員会は「安倍政治継続を許さず、市民と野党の共同で政治を変えよう」のスローガンのもと、国会開会日行動を行いました。
主催者あいさつした共同代表の高田健さんは安倍政権の退陣は「雨の日も風の日も街頭で行動してきた市民と国会内で奮闘してきた立憲野党の連携したたたかいで追い込んだものだ」と強調。「私たちの力、市民と野党の共同で新しい政治を実現しよう」と呼びかけました。市民の代表がスピーチ。「市民連合」の福山真劫さんは解散・総選挙に触れ「連帯すれば必ず勝てる。野党共闘の前進へ市民連合も力をつくす」と表明しました。
日本共産党の小池晃書記局長、立憲民主党の泉健太政調会長、社民党の福島瑞穂党首、参院会派「沖縄の風」の高良鉄美幹事長が連帯あいさつ。
小池氏は「安倍首相の退陣は声をあげてきたみなさんの勝利だ」と述べるとともに「自助」を強調する菅首相の発言は「政治の責任を放棄するものだ」と批判。首相指名選挙で枝野幸男代表への投票に触れ、「市民と野党の共闘は一歩前へ進んだ。決着は解散・総選挙でつける。今日を新しい政治をつくるたたかいのスタートにしよう」と訴えました。