日本共産党 書記局長参議院議員
小池 晃

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小池晃の活動報告

日本共産党 全国都道府県委員長会議 「特別月間」目標総達成 掛け値なしにやりきろう 小池晃推進本部長が報告

2020年09月04日

赤旗2020年9月4日付

 日本共産党は3日、党本部で全国都道府県委員長会議を開きました。会議の目的は「特別月間」の目標総達成にむけた意思統一と経験交流です。小池晃「特別月間」推進本部長が報告(全文)とまとめを行い、志位和夫委員長が中間発言しました。

 


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(写真)全国都道府県委員長会議で報告する小池晃「特別月間」推進本部長=3日、党本部

 小池氏は報告で「特別月間」3カ月間の活動を振り返り、「コロナ禍というかつてない困難な条件のもとでのきわめて重要な到達」と評価しつつ、「党員の大会現勢回復・突破」という「特別月間」目標の達成は9月に持ち越されたと指摘。9月の目標として、中心の党員拡大では4万人以上に働きかけ、4千人以上の入党で大会現勢を回復・突破すること、「赤旗」読者は、全都道府県・地区が大会現勢を回復・突破することを提起しました。目標をやりとげる条件は十分にあるとして、安倍首相の辞意表明をうけ新しい激動的時代が始まったこと、党創立98周年記念講演が生命力を発揮していることの二つをあげました。5割以上の支部が入党の働きかけに踏み出した地区委員会の教訓にも学び、「特別月間」総仕上げの9月、目標達成へ、全支部・全党員が総決起することを心からよびかけました。

 

 討論では、33人が発言しました。

 

 発言で共通していたのは総選挙勝利をかちとるためにも、「特別月間」の9月目標を掛け値なしにやりきるという断固たる決意です。「『特別月間』を成功させることが最大の総選挙準備だ」「総選挙は安倍政治を終わらせる絶好のチャンス。どうしても『特別月間』目標をやりきり主導的に政治を転換したい」など攻勢的な表明が相次ぎました。

 「特別月間」でどんな党をつくるか、繰り返し論議したところで前進が始まっていることも出されました。「全支部」を言葉だけにしない政治指導の大切さが強調されました。

 目標達成にむけた最大の推進力が党創立98周年記念講演であり、記念講演ダイジェストDVDと『入党のよびかけ』カラーパンフの活用が要となっていることが豊かな経験をふまえて語られました。「国民はコロナ危機をどう乗り越えるのか大きな展望を求めている。その思いにこたえているのが記念講演だ」「機関や支部が展望をもって頑張る力となっている」「記念講演ダイジェストDVDを見て、自分の言葉で党を語れば違和感なく入党してくれる」など、各県からの報告でくっきり浮かび上がりました。

 記念講演ダイジェストを視聴する「集い」が入党対象者の疑問に答え、党を語る場になっている、ダイジェストを見ながら自分の言葉で党を語ることで共感して入党する、党員拡大の足が軽くなる、など多くの効能も各県から出されています。

 「支部が主役」の努力を貫く機関役員、議員の援助が党建設分野の活動の質を高めています。「支部が主役」で目標を達成していくために、県・地区の役員が支部に入って、支部会議を開いて対象者を出すところから一緒に苦労し、入党の働きかけに踏み出す支部を広げた多彩な経験も紹介されました。

 

討論のまとめ

 

 討論のまとめで小池氏は、情勢の見方と、政治指導の柱について、「安倍首相の辞任は新しい激動的な時代の始まりであり、安倍政治の行き詰まった路線を続けるほか選択肢がないという二重の行き詰まりの結果だ」と指摘。7年8カ月の安倍政治に総選挙で決着をつけるために、「特別月間」を成功させることを政治指導の柱に据えて、「とりくみに魂をいれる議論を全国で広げよう」と訴えました。

 コロナ禍のもとで国民の中に、一過性でない深い大きな変化が起こっており、改定綱領、記念講演、ダイジェストDVDを活用して、未来社会を見すえた大局的な展望を示し、4万人以上に入党を働きかけることを提起しました。

 続いて討論の特徴として、第28回党大会決定第二決議を指針に「支部が主役」の党勢拡大が定着しつつあると指摘。単なる成果の「数追い」ではなく、働きかけの人数や内容を評価する方向に変化していると述べ、支部に足を運び、ともに学び成長することが大事だと強調しました。

 各地のコロナ対策の緊急申し入れなどが現実政治を動かしており、さらにとりくみを進めようと提起。解散・総選挙へ大いに宣伝に打って出ること、「特別月間」目標総達成こそ総選挙勝利の最大の準備であることを強調し、直ちに臨戦態勢をとり安倍政治に決着をつけるために「特別月間」を必ず成功させようと訴えました。

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