赤旗2020年7月14日付
日本共産党の小池晃書記局長は13日の国会内での記者会見で、緊急事態宣言中に賭けマージャンをして「訓告」処分を受けた黒川弘務・前東京高検検事長が市民団体から刑事告発され起訴猶予となった問題を問われ、「政権に近ければ甘い対応になるのかとみられても仕方がない」と語りました。同日、市民団体が検察審査会に審査を申し立てたことについて「当然の対応だ」と述べました。
そのうえで小池氏は、「東京地検は、賭博罪は成立するとしており、決して“無罪放免”ではない」と指摘。「賭博罪は成立しているけれども“総合的に判断して”起訴猶予にしたということだ」として、「訓告処分にとどめた政府の対応の誤りがハッキリした。退職金は返上すべきだ」と語りました。