赤旗2020年6月30日付
小池氏あいさつ
日本共産党東京都委員会は29日、投票日(7月5日)まで残り1週間を切った都知事選で、宇都宮けんじ候補の勝利と、都議補選(4選挙区)の必勝を目指す全都活動者会議を開きました。オンラインで全都・全国に発信されました。
小池晃書記局長があいさつし、「この間の街頭演説はどこでも市民と野党の本気の共闘が進み、初めて選挙の応援に立つ方が相次ぐなどかつてない広がりになっている」と強調しました。
現知事による新型コロナウイルスの初動対応の遅れや「東京アラート」の無策ぶりが明白になり、言い訳とごまかしに終始しているのに対し、宇都宮氏がPCR検査体制の抜本的拡充や都立・公社病院の充実、徹底した補償を、責任ある財源も示して訴えるなど「政策論戦では圧倒している」と述べました。
小池氏はメディアの世論調査に触れ、「現職への支持は固いものではなく、働きかければ変わる」と力説。都議補選も自民党陣営と大激戦・大接戦になっているとして、共闘の力の発揮と、全党員の決起、全国からの支援で党の責務を果たすよう呼びかけました。
田辺良彦都委員長が報告し、「1100万人全有権者に宇都宮氏の訴えを届けきり、勝利しよう」と強調。「市民と野党が応援する宇都宮氏が、官邸・自公応援の現知事か」の対決軸を鮮明にし、▽大量宣伝やネット・SNSの拡散▽地方議員を先頭にした対話・支持拡大の爆発的飛躍▽「折り入って」作戦▽党員・読者拡大―を提起。都議補選4選挙区全てでも勝利し、「安倍自公政権に審判を下すため、論戦と大義に確信を持ち、党らしい不屈性、戦闘性を発揮しよう」と訴えました。