赤旗2020年4月17日付
声上げれば変えられる
日本共産党の小池晃書記局長は15日、「#自粛と補償はセットだろ―クラブ・ライブハウスから考える」と題して、新型コロナ問題についてライブハウス関係者らと討論し、「Youtuber小池晃」でライブ配信しました。
著名なDJのMars89さん、DJ TASAKAさん、寺田学衆院議員(無所属)が参加。クラブなどの現状や政治がすべきことを語りあいました。
現状は無収入
TASAKAさんは、ミュージシャンらの現状について「基本的にイベントごとに報酬が発生するので、現状は無収入。当面の見通しも立っていません」と紹介。Mars89さんも「機材などを売りながら生活しているDJの友人もいます」と話しました。
小池氏は、「政府は収入が半分減ったら給付金を出すと言いますが、フリーランスは半分減っているかの証明が難しいし、4割減でも大変なことです。ここは変えないといけない」と述べました。
寺田さんも、「クラブ・ライブハウスは政府から真っ先に名指しで自粛要請を受けた業種です。だからこそ、しっかり補償をしなければならないと思います」と語りました。
一方でこの間、補償のありかたや現金給付の金額などの政府の対応について、市民が「おかしい」「不十分だ」と声をあげたことで、10万円の給付金支給が打ち出されるなど変わってきていることが話題に。Mars89さんは「苦しんでいる人がいることを、SNS等も利用しながらアピールすることは大切です」と語りました。
力をあわせて
小池氏は、コロナ問題を通じて、これまでの政治や社会を変えていかなければならないことがいっそう浮き彫りとなっているとのべ、多くの人々と力をあわせて取り組んでいきたいと述べました。