「赤旗」2014年12月26日付
日本共産党国会議員団は25日、建設従事者の命と健康を支えている「建設国保」に対する国庫補助について、建設国保組合の要求に応えて、現行の水準を維持するよう財務省に申し入れました。
建設国保組合を運営する全建総連(全国建設労働組合総連合)が19日、国庫補助に関して自然増を含む医療費の伸びを勘案して現行補助水準を確保するよう同省に求めたことを踏まえたものです。
高橋千鶴子、畑野君枝、堀内照文の各衆院議員と小池晃、大門実紀史、井上哲士、吉良よし子、田村智子、倉林明子、辰巳孝太郎、仁比聡平の各参院議員が参加しました。
全建総連関係だけで被保険者は4月末現在、約113万人が加入しています。
申し入れに対して財務省の福田淳一大臣官房長は、基本的に現行の水準を維持する考えを示しました。