赤旗2020年2月13日付
市民の「本気の力」に確信
志位委員長 小池書記局長らと京都市長選で懇談
京都市長選(2日投票)で候補者として大健闘した「つなぐ京都2020」の福山和人弁護士が12日、日本共産党本部を訪れ、志位和夫委員長、小池晃書記局長、中井作太郎選対局長と懇談しました。お互いに大奮闘をたたえあい、選挙戦で得たものを今後に生かしていこうと、親しく語り合いました。
「つなぐ京都2020」共同代表の白坂有子、梶川憲両氏、渡辺和俊党京都府委員長らが同席しました。
志位氏が、福山氏が選挙戦で掲げた温かい全員制中学校給食などくらし応援の「すぐやるパッケージ」が「ずいぶん市民の心の中にすっと入っていきましたね」と語りかけると、福山氏は「市予算の1%でできると言ったことで、運動に取り組んできたみなさんも確信を持ってくれて良かった」と語りました。
門川大作市長陣営が選挙中、京都新聞などに掲載した反共広告について、小池氏は「即座に市民が声を上げた。他者のために立ち上がり、たたかうのが、市民運動の中で大きくなってきている。日本の民主主義にとって大きい」と強調し、福山氏は何度もうなずきました。
福山氏は、「市民が本気になったら大きな力があるということが、今回の選挙ではっきりした。その中でも、共産党のみなさんが真摯(しんし)に頑張っていただいたことが、いろんな意味で大きかった」と感謝を述べました。志位氏は「全体の論戦の中で、福山さんがずっと大義の旗を握ってくれた。新しい結びつきも広がり、財産をたくさんつくった。次のたたかいで生かしていきましょう」と述べ、固く握手を交わしました。