赤旗2019年10月2日付
小池書記局長訴え
日本共産党の小池晃書記局長は、「増税強行を許さない、怒りの声を上げていこう」と切り出しました。
消費税は5%から8%になって景気が悪くなったのに、さらに10%にあげることはあまりに無責任だと批判。「8%にして景気が悪くなったのだから、まずは5%に戻すのが当然ではないでしょうか。『10%は撤回して5%に戻せ』『天下の悪税は廃止せよ』の声をあげていきましょう」と呼びかけると、大きな拍手が起こりました。
小池氏は、「消費税が社会保障のため」どころか医療も介護も年金も改悪され、財政再建に使われるどころかアメリカのための“兵器爆買い”大軍拡予算に使われていると指摘。
導入から30年間で集めた消費税は大企業と大金持ち減税の穴埋めに使われてきたと強調し、「大もうけした大企業と大金持ちに応分の負担をしてもらうのが当然ではないでしょうか。そうすれば5%に戻すこともできます」と述べました。
小池氏は、参院選で野党が10%増税阻止を掲げてたたかったことにふれ、「日本共産党は、野党が5%減税で共闘するよう呼びかけていきます」と表明。「野党は一つになって安倍政権と立ち向かい、連合政権をつくろうと呼びかけています。国民が大切にされる当たり前の政治をつくるために、ともに力をあわせて頑張りましょう」と訴え、拍手に包まれました。