赤旗2019年10月2日付
ストップネットと各界連 新宿で宣伝
「10月消費税10%増税ストップ!ネットワーク」と消費税廃止各界連絡会は1日、東京・新宿駅前で消費税増税の強行に抗議し、「増税は容認できない」「今すぐ中止に」と呼びかけるアピール行動に取り組みました。消費税を5%へと引き下げることを求める署名を呼びかけると、「消費税の負担が大きすぎる。なんとかしてほしい」(東京都北区に住む65歳の女性)などの声が聞かれました。
各団体の代表がつぎつぎとマイクを握り、「増税分を戻し、引き下げることはできます」「野党と力をあわせて頑張ろう」などとスピーチしました。
10%ストップネット呼びかけ人の本田宏さん(医療制度研究会副理事長)は、消費税増税の引き上げが強行されたことを批判。「未来の子どもたちに、社会不安を煽(あお)ってはいけません。変えるのはおとなの責任です」と訴え、増税中止のための新たな行動を呼びかけました。
全労連の小田川義和議長は、きょうから最低賃金が引き上げられたが、「増税によってほとんど相殺されてしまいます。これでは消費が伸びないのも当然です」と強調。「市民と野党が結んだ共通政策にも、消費税の問題が入っています。実現のために頑張りましょう」
日本共産党の小池晃書記局長・参院議員がスピーチしました。安倍政権の下で、2度も消費税が上げられたと指摘し、「絶対に許せません。増税を減税へと転換する野党共闘を実現したい。ぜひ後押ししてください」と呼びかけました。
消費税をなくす全国の会もこの日、東京・巣鴨駅前で消費税増税に抗議する緊急街頭宣伝を行いました。