赤旗2019年9月22日付
街頭で市民の疑問に答えながら、日本共産党の姿を知ってもらい、野党連合政権を実現しようと21日、小池晃書記局長を迎えての「野党共闘、連合政権どうつくる? 小池晃と街角トーク」が東京都の板橋区、北区を皮切りにスタートしました。各地で市民から出された「休みの日は何を?」から、安倍政権の外交や社会保障、教育など多彩な質問に小池氏がわかりやすく答えました。
市民が政治を変える時代を
冒頭あいさつした小池氏は、「こちらから一方的にお話しするだけでなく、双方向でみなさんの意見を聞き、疑問・質問にも直接答えたい」と語りました。参院選結果にかかわって、山形や岩手など投票率が高かった上位5県では、すべてで野党統一候補が勝利していると紹介し、「一票で政治が変わると実感できれば、投票所に足を運んでもらえる。みんなの力で政治を変える時代をつくろう。そのために共産党も、もっと努力したい。みなさんの率直な声を聞かせてほしい」と呼びかけました。
板橋区・高島平団地では、「消費税10%増税をどう止めるか」との質問が。小池氏は、「最後まで増税させないために頑張り抜く。この声が高まるほど、増税が強行されたとしても、その後の減税や廃止にむけた展望が大きく広がる」と語りました。
侵略戦争には命をはり反対
「共産党が政権に入ったら、どんな外交をするか」と問われて小池氏は、日韓関係で「徴用工という政治問題を経済・貿易に持ち込むという禁じ手をしたのが問題だ。同時に、日本は過去の植民地支配を反省・謝罪し、協議することが必要だ。過去の侵略戦争に命をはって反対したのが共産党。そういう役割を発揮し、改善していきたい」と話しました。
北区の商店街では、「政府の全世代型社会保障は何を目的にしているか」と聞かれました。小池氏は、「若者と高齢者を対立させて、高齢者の社会保障を大改悪するのが狙いだ。介護では要介護1・2の生活援助を保険から外し、75歳以上の医療費窓口負担を2倍に引き上げようとしている」と告発し、増税とセットの大改悪を止めようと呼びかけました。
池内さおり前衆院議員があいさつし、質問に答えました。