赤旗2019年8月2日付
あたたかい声援が励みに
野党統一候補として7月21日投開票の参院選挙で初当選した横沢高徳氏(岩手選挙区)と高良鉄美氏(沖縄選挙区)が1日、国会内の日本共産党の控室をそれぞれ訪れ、党国会議員団とエールを交換しました。日本共産党から志位和夫委員長、小池晃書記局長、市田忠義、田村智子両副委員長、穀田恵二国対委員長、井上哲士参院国対委員長、赤嶺政賢衆院議員が応対しました。
高良氏は、「オール沖縄」の力で当選したことを報告し「沖縄各地で、炎天下のなかでも共産党のみなさんに応援していただいた」と謝意を示しました。
志位氏は「沖縄は全国の野党共闘の源流で、大きな枠組みに発展してきた」と述べたうえで、安倍政権が国政選挙や沖縄県民投票で相次いで示された辺野古新基地反対の民意をふみにじっていることに言及。「今回の選挙で、辺野古新基地問題が初めて野党共闘の旗印の一つとなった。共闘がいまの政治を変え、問題を解決する一番の近道です」と強調しました。
高良氏は「(辺野古新基地問題を)選挙期間中ずっと訴えてきた。今後もぜひ力を合わせていきましょう」と応じました。
横沢氏は「広い岩手県内のどこに行っても共産党のみなさんから『がんばって』と、あたたかい声援をいただき励みになりました」と謝意を示しました。
小池氏は、野党統一候補として当選した議員と「『議員団』のつもりで一緒に協力していく」と強調。志位氏は、共闘が進み「国会の風景が変わってきている」と述べ、国会での質問に野党間で拍手を送り合うようになった事例を紹介。「信頼関係が深まっている」と述べ、9月8日投開票の岩手県知事選も含めた今後の共闘を約束しました。
横沢氏には、国民民主党の木戸口英司参院議員、高良氏には参院会派「沖縄の風」の伊波洋一議員も同席しました。