赤旗2019年7月27日付
日本共産党の志位和夫委員長と立憲民主党の枝野幸男代表は26日、国会内で会談し、参院選での野党共闘の成果を確認し、総選挙に向けて協力関係を強めていくことを確認しました。
会談で両氏は、参院選で5野党・会派が1人区で協力してたたかい、32選挙区中10選挙区で勝利し、改憲勢力3分の2を阻止し、自民党の単独過半数も阻止したことは大きな成果だとの認識を共有。志位氏は、「6年前の選挙で野党が1人区で勝ったのは二つだったことを考えれば、躍進といっていいのではないか」と述べました。
さらに、この成果を土台に、総選挙に向けて協力関係を強めていくことを確認しました。
また、国会内でさまざまな問題で協力していくことも確認。8月1日に召集予定の臨時国会での参院副議長人事について、志位氏は「当然、野党第1党がその任に当たるべきだという立場で対応する」と表明しました。
会談には、日本共産党の小池晃書記局長、立憲民主党の福山哲郎幹事長が同席しました。