赤旗2019年7月15日付
小池書記局長、吉良選挙区候補が合流
3連休の2日目の14日、買い物客らでにぎわう東京・新宿駅東口では、大激戦・大接戦の参院選で日本共産党を躍進させようと、青年・学生や医療労働者の有志が集まり、熱い宣伝を行いました。小池晃書記局長(参院比例候補)、吉良よし子参院東京選挙区候補も合流し訴え、参加者らとトークしました。
「『最賃を時給1500円に』『学費を半額に』など、私たちが実現させたいことをプラカードにしました。私たちの一票で政治を変えましょう!」
参院選で若い世代の要求を実現させようと、元気よくアピールしたのは「日本共産党を応援する青年学生の会・東京ネットワーク」のメンバーです。リレートークでは3人が発言しました。
介護士の女性(28)=豊島区=は「仕事をしていても生活は苦しくなるばかりです。8時間働けば普通に暮らせる社会になれば、人生はより豊かになる。日本共産党を応援します」とエールを送りました。
「生活のために長時間・低賃金の仕事をやめられず、病院に行く時間がとれない友人もいます。どれも政治の責任なのに、安倍政権のもとでは『自己責任』として片付けられてしまう」と怒りを込めたのは、飲食店アルバイトの女性(24)=江戸川区=です。
奨学金を借りて都内の私立大学に通う男子学生(21)は「卒業したら300万円以上の借金を背負うことになる。とても不安で苦しいです。共産党は具体的な財源を示しながら、暮らしを豊かにする希望を語っている。『あきらめなくていい』と背中を押してくれる共産党に一票を託したい」と語りました。
小池書記局長と吉良候補の訴えに聴衆の輪が広がり、「ブラックな働き方をなくすには」「学費半額は本当にできるのか」など質問が相次ぎました。
インターネットの情報を見て参加した派遣社員の女性(36)は「月々の給料は手取り15万円ほどしかない。最低賃金1500円、8時間働けば普通に暮らせる社会を実現してほしい」と期待を寄せました。
新宿駅東口で続けて行われた「日本共産党東京ナースファンクラブ」の宣伝行動。医療労働者の有志ら約60人が並び「安心して働き続けられる職場に」と訴えました。
宣伝カーの上でマイクを握った清瀬市で働く看護師、菊地愛子さんは「長時間の夜勤が増え、私たちの働き方は厳しくなるばかりです。これでは患者さんの命は守れません。『医師・看護師・介護士の増員を』という私たちの要求を真剣に受け止めてくれる共産党の議員を増やすしかない」と力を込めました。
宣伝に参加した看護師の女性(52)=立川市=は「病気の人や生活が苦しい人を苦しめ続ける政治を許すわけにはいかない。医療にかかれなくて孤独死する人をなくしたい」と決意を述べました。
訴えを聞いた会社員の男性(44)は「共産党は庶民の声に耳を傾けてくれる。消費税を10%に上げるのは間違いだと思う」と話しました。