「赤旗」2014年12月6日付
茨城県議選(14日投票)が告示された5日、日本共産党の小池晃副委員長・参院議員は水戸、筑西、つくばの県内3市で、総選挙と県議選での躍進を訴えました。水戸では大内くみ子衆院北関東ブロック比例候補(茨城1区重複)が、つくばでは井上圭一茨城6区候補がともに街頭に立ちました。
筑西市の神社前での県議選第一声には、保守層も含む幅広い人がつめかけました。小池氏は「新中核病院建設、米価暴落ストップの願いで共同の輪が広がっている。暮らし、平和を守るために党派を超えて支持を広げ、住民の願いが届く政治に変えよう」と訴えました。
水戸市のJR水戸駅前で小池氏は「原発再稼働をねらう自民党か、再稼働反対、『原発ゼロ』の日本共産党か」と自共対決を強調。30キロメートル圏内に約100万人が暮らし、まともな避難計画も立てられない東海第2原発に対し、廃炉を求める署名30万人分超が寄せられながら、県議会で共産党以外の「オール与党」は廃炉を求める請願を不採択にしたと批判。「原発ゼロの願いは国政、県政ともに共産党へ」と訴えました。「そうだ!」「頼むぞ!」との声援がとび、終了後、「共産党、共産党」とコールと拍手が続きました。
東海村の女性(44)は「友人の家族がブラック企業に勤めていて、共産党が国会で追及した後、査察が入り有給休暇がとれるようになった。ブレがないし、県政でも国政でも信頼できる」と期待を寄せました。