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元抑留者に特別給付金
野党共同 シベリア特措法案提出


2009年3月25日(水)「しんぶん赤旗」より
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(写真)左から3人目は小池晃政策委員長、右から2人目は山下芳生参院議員=24日、国会内

 日本共産党、民主党、社民党、国民新党、新党日本の野党は二十四日、戦後強制抑留者特措法案(シベリア特措法案)を参院に共同で提出しました。日本共産党からは小池晃、山下芳生両参院議員が参加しました。

 法案は、▽シベリアなどへの抑留者が戦後強制労働させられた対価として抑留期間に応じ特別給付金を支払う▽強制抑留の実態の解明、抑留者の情報収集のための調査を行う▽強制抑留者に関する資料の保存や平和祈念事業を行うーなどが主な内容です。提出後の記者会見で、小池氏は「国際法違反の強制抑留に対して、労働の対価を支払わせることが必要で、特別給付金は抑留者の願いに応えるものだ。同時に、元抑留者らはこの問題の真相解明と、資料を残して風化させないという思いが強くある。生存者の平均年齢は八十七歳であり、一刻も早くこの問題にけじめをつけるべきだ。与党も含めて法案を成立させたい」と述べました。


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